成年後見申立ご依頼の流れ


●ご依頼の流れ(法定後見申立をする場合)
①電話かメールで事前に面談のご予約を頂き、お越しください。
ご高齢で足が不自由な方など、事務所にお越しになるのが難しい場合は、出張での相談にも応じますので、ご相談下さい。

 相談に来られる方の運転免許証・ご本人の財産に関する資料(例
えば不動産の登記事項証明など)があればそれもお持ち下さい。
  ↓
②面談時にお話を伺ったうえで、おおまかな手続きの流れや必要と
なる費用等についてご説明します。
   ↓
③ご依頼いただく場合は、必要書類(ご本人様の診断書や家計に関
する資料など)の収集をお願いします。当方で手配できるものはお
任せ頂くことも可能です。
 後見人・保佐人・補助人の候補者をどなたにするかも相談して決定します。
   ↓
④申立書などを作成し、家庭裁判所へ同行させて頂きます。
心身の状況次第ですが、可能であればご本人様もご一緒にいって頂くこともございます。
   ↓
⑤ケースにもよりますが、裁判所から医師に鑑定の依頼があり、鑑
定を受けて頂きます。
 鑑定を担当する医師は、普段から診て頂いている主治医に予めお
願いをしておくことが多いです。
 その後、後見等の開始の決定が出れば当事務所の仕事は完了とな
ります。
 ご家族が後見人になられた場合は、後見人としての職務(財産管
理など)がスタートします。

よくあるご質問
  
Q:後見人には家族など誰でもなれるの?
A:申立時に、家族の方を後見人候補として記載しておくことが出来ます。
  同居家族であれば、そのまま認められることが多いですが、裁
 所の判断によっては、別の人(主に弁護士や司法書士などの専
 門家)が後見人に決まる可能性もあります。
  一定以上の高額の財産がある場合は、専門家が後見人に選ばれ
 る可能性が高いです。